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バルコニーのない家、実際にはどんなメリットがあるのでしょうか?

昔の家を思い浮かべると、洗濯物や布団を干す外付けバルコニーの姿を容易に思い出せます。実際、これは我々の日常生活の中で、とても役立つスペースとして長く利用されてきました。特に、エアコンの室外機を置く場所としても使われていました。しかし、近年の住宅のトレンドは大きく変わり、バルコニーが見られない家が増えてきました。

なぜバルコニーが不人気に?

共働き家庭の増加や生活スタイルの変化が背景にあるようです。室内で洗濯物を干す家庭が増えてきました。その背景には複数の理由が考えられます。

  • 天気に左右されず、年間を通じて安定して洗濯が可能。
  • 花粉、ホコリ、PM2.5などの外部からの有害物質を気にせずに衣類を干せる。
  • 直射日光による衣類の色あせを心配することなく干せる。
  • 洗濯物を他人の視線から守れる。
  • 一階に洗濯機がある場合、重たい洗濯物を二階まで運ぶ手間が省ける。

ただし、この方法には欠点もあり、湿度管理を怠ると乾燥までの時間が長くなり、生乾きの臭いが生じることも。

新しいトレンド: インナーバルコニー

「雨楽な家」のような新しい住宅スタイルでは、漆喰壁の調湿機能や桧の抗菌効果を活かして、部屋干しの際に雑菌の増殖を抑え、不快な臭いを軽減します。そのため、新しい形の「インナーバルコニー」が増えています。

バルコニーを持たないメリット

外付けバルコニーを持たないことには、予想以上のメリットがあります。

  1. 経済性: バルコニーの建築コストやメンテナンス費用が削減されます。
  2. 安全性: 家の外部へのアクセスポイントが少なくなるため、防犯効果が向上します。

バルコニーを持つか持たないかは、個々の生活スタイルやニーズによりますが、新しい選択肢として、このスタイルの住宅を検討してみるのも一つの方法です。

まとめ

近年の住宅トレンドは、外付けバルコニーの減少を見せています。共働き家庭の増加や、衣類を室内で干すことのメリットが背景にあります。天気の心配をせず、外部からの有害物質や他人の目を気にすることなく、洗濯物を干すことができます。しかし、湿度管理が欠かせない点も考慮が必要です。新しい住宅スタイル「雨楽な家」は、インナーバルコニーを導入し、漆喰壁や桧の利点を活かして、室内干しのデメリットを軽減しています。外付けバルコニーを省くことで、建築コストやメンテナンス費用の削減、さらには防犯効果も期待できます。この新しい選択肢を知ることで、自らのライフスタイルに合った住まいを選びやすくなるでしょう。